Interview

甘くはなかったクリエイティブ職。
でも、だからこの仕事は面白い。

デザイナー 山中理栄

Profile
2012年入社。制作カンパニー所属。生まれ育った神戸が好き、イラストやデザインが好きという理由でXROSSINGに入社。座右の銘は、マーガレット・ミード(文化人類学者)の言葉『未来とは、今である』。

何度もやり直し、やり直し…。
最初に経験したデザイナーへの茨の道。

大学でデザインを学び、憧れだったクリエイティブ業界へ。「できる」と思っていた私の自信は、XROSSING入社後、最初の案件で見事に崩れ去りました(笑)。求められていたのは、デザイナーとしてのスキル以上に、デザインの意味。ただキレイに商品を並べただけの私のチラシレイアウトに、「何でそう並べたのか、その理由を言える?」と上司。誌面の写真やイラスト、テキストがエンドユーザーにどう響くのか、「その観点がなければ、ただのオペレーターだよ」という言葉が、デザイナーとしてのアイデンティティを問われていることに気づいたのは、だいぶ後になってから。何度やり直してもNG、NG、NG…大きな壁でしたね。でも、「ごまかすな」「限界を作るな」と提出の度にもらった上司の言葉が次第に咀嚼でき、カチッと歯車が合ったようにデザインのすべてがまとまる——。「そう、これだ!」上司のOKをもらった時、やっとデザイナーの入口に立てたと実感できました。

デザイン前のキックオフミーティングが、
仕事で大きなウェイトを占めている。

デザイナーと言えば、パソコン前で1日作業をしているイメージがありましたが、XROSSINGではもっとアクティブ。「できる」と上司に認められてからは、クライアントとの打ち合わせから制作物ができあがるまで、ほぼすべての工程に関わっています。デザインもこなしながら、アートディレクター的な立場でプロモーション全体のクリエイティブを担っているイメージですね。その分、プレッシャーもあります。打ち合わせの現場では、キャリアに関係なくクライアントからはプロとしての意見が求められます。ここでも上司から学んだ「デザインの意味」を伝えることがポイントに。クライアントのご要望に対し、「だったら、こうですね」と提案できるようになったのは最近ですが(笑)、ここでクライアントと共有した視座が確かなら、その後のデザインに大きな修正が入ることはほぼありません。クライアントと制作物の方向性をすり合わせ、共有する時間が、デザイン作業以上にデザイナーの仕事で重要な意味を持っていることも、入社後に気づいた驚きでした。

『クリエイティブへの妥協のない姿勢が、
プロモーションの成否を担っている。

今までに手掛けてきた制作物は、チラシやカタログのレイアウトもあれば、WEBコンテンツ制作やプロダクトデザインも。営業、カメラマン、ライター、コーディネーター、カラーディレクターなど、多くの社員と仕事をする機会にも恵まれています。私がXROSSINGに入社したのは、各クリエイティブのスペシャリストと仕事をすることで、その職種、その社員の人生観や仕事観からいい刺激がもらえる、成長できると思ったから。実際、多くの制作スタッフとの仕事を通して、たとえば一つの商品撮影にどれだけの人が、どれだけの時間と情熱を掛けているのか、肌で感じることができました。まさに、クリエイティブへの妥協のない姿勢が、プロモーションの成否を握っているという感じです。この妥協のないものづくりへの姿勢こそ、アートディレクターへのステップアップを目指す私にとって、永遠に大切にしていきたいスタンスです。

  • 営業 細井那緒
  • 営業 小野塚陽輝
  • デザイナー 山中理栄